【つづき】サフィ、アナフィラキシーだった。
Italian Greyhound @Saphi
Whippet @Amber
つづき。
動物病院に着いたころには、目の腫れや体のボツボツがさらにひどくなっていました。
もともと出目金のサフィですが、腫れ上がった目は出目金を超えた状態に。目の上も赤く腫れ、眉毛も頬も腫れ上がり痛々しい。
体に出来た湿疹のようなものは大きくなり、肩や太ももにまで広がり、ブルブルと小刻みな震えが止まらない。
家を出るときに抱きかかえて震えに気がついたので、いつから震えが始まっていたのかは分かりません。筋肉が小さく震えているような、とても小さな小さな震えだったので抱くまで気づきませんでした😔
診療開始時間になり、受付で状況を話していたらサフィが大量に嘔吐。
ある程度、状態を話していたので、混合ワクチンによるアレルギーだと分かった看護助手?の方がすぐさま対応をしてくれました。
担当医はまだなので別の先生で、このまま(運んで)奥で診察と治療に入ってもいいですか?と。
考える余地はなかったので、「お願いします」と応え、サフィはすぐさま奥へと運ばれていったのです。
少したったころ、先生が私のもとにきて「👨⚕アレルギーと蕁麻疹がでてしまいましたね。一旦お預かりをして治療をするのでお迎えの時間を決めてもいいですか」と。
サフィのそばに居ることが出来ない不安、
サフィがどんな状態で治療をされ、
治療中のサフィがどんな状態なのか見れない不安、
なによりも、ひとりで心細く不安になるはずのサフィのことを考えると心がとても重くなりました。
けれど、私には出来ることが何もない。
迎えの時間を決め「先生、サフィをお願いします」。
16時に預け、18:30の迎えまでの時間は本当に長かった。長くて長くて…
治療を終えたサフィはだいぶ良くなっていました。
目や目の上の腫れも、顔の腫れも、
身体にできた蕁麻疹も、
100%ではないけれど、症状が落ち着いたサフィの姿を見て本当にホッとしました。
先生から治療報告と今後の対応についての説明。
【使用薬(各0.72ml)】
・ポララミン(抗ヒスタミン)
・ガスター
・セレニア
すべて炎症や嘔吐を抑える薬。
投与薬についてひと通りの説明を受け、脈拍も体温も平常に戻ったが、ステロイドの影響で多飲多尿になるかもしれないこと、また、今回の治療で一旦落ち着いているが、2波が来る可能性があることを伝えられました。
※混合ワクチン摂取直後、まったくいつも通りだったサフィ。
先生からの説明を受けたあと、気が動転していて伝え忘れていたことがあったので、サフィのワクチン接種後の状態をあらためて1から伝えました。
▶混合ワクチン摂取後の帰り道、朝ごはんをすべて嘔吐。その後、胃液を2回嘔吐。歩様がおぼつかなくふらふらとし、水を大量に、本当に大量に飲み、目の周りが腫れ始め、身体に湿疹ができ、口の中を確認すると歯ぐきが白っぽくなっていました。
と伝えたら、先生が「えっ!?」って顔をしたんです。
なんで先に言わなかったの…って顔をしながら「軽度のアナフィラキシーを起こしていましたよ」と。
もし私がしっかりと伝えられていたら治療方法が変わったかもしません。(その後のサフィの状態が変わったかもしれない…)
帰宅後、やはりまだ腫れぼったさが残っていますが、赤みのある腫れはだいぶ落ち着いていて、このときはこのまま良くなると思っていたのですが…。
混合ワクチンを摂取している子は多いと思うので、飼主さんに少しだけ伝えたい。
もし、もしも、ワクチン等でアレルギー症状が愛犬に出たら、歩様や多飲のように目に見えるところだけじゃなく口の中の血色も確認してほしい。蒼白になっていたら本当に危険、命に関わります。
我が家はサフィが1度、低血糖症になった経験があるので、不調があると口の中をこまめに確認するクセが付いていますが、そこまで確認することはあまりないのかなと思うので、頭の片隅にこんな話を聞いたなと置いていただけたらと思います。
今回サフィは、少し血色感が残っていたので午後の診察時間まで様子を見つつ待ちました。
そして、出来る限り全ての状況を獣医に伝えられる心の準備をしてワクチン接種をしてほしい。私は今回、気が動転して伝えられなかったことを本当に後悔しています。
【処方薬】
・アルサルミン(胃粘膜保護)
さて、アンバーのことも少しだけ。
サフィが治療中、お留守番だったアンバーは、どうやらものすごく不安だったらしい。
帰宅直後、サフィのお口をなめまくり、すごい勢いで私にの顔にほっぺを押しつけまくり、ちょっとトイレに行こうものならアウアウ〜 キュンキューンと鳴きまくる😰
やっと落ち着いたかなーと思ったら、この顔でずーっと私を監視💦
私がすこし動こうものなら、ひたすら後追いをして、とにかく離れようとしない😰
1時間ほどしてやっと少しだけ安心したのかくつろぎ始めたけれど、私が動くとバッ!っと起き上がりジーっと監視。
自分ひとり置いていかれたって思っていたんだろうなー。
また置いていかれるかもしれないって思っていたんだろうなー。
そうじゃないんだけど、アンバーにしてみたらそうなんだよね。
アンちゃん、不安にさせてごめんね。
21:00
落ち着いていた蕁麻疹がまた酷くなり、顔全体が腫れてきた。
2波が来るとかもしれないと聞いていたので、これが2波なのかもと。
翌日、再度ひどくなり始めたら飲ませるようにと処方されたステロイド。飲ませるべきか、病院ですでに投与されていたので過剰摂取になるかもしれないから飲ませないべきか。私には判断できないので、紹介された夜間救急動物医療センターへ電話をしました。
回答は、飲ませても大丈夫という確約は出来ないと。ただ、処置の時間的に、ステロイドが効き始めていると思うので、このまま様子を見て、酷くなるようなら来院してください。とこのことだった。
22:30
体の蕁麻疹は小さくなり落ち着いてきていたが、口周りの腫れがひどくなった。
つづく