イタグレSaphi&ウィペットAmber’s blog

IGサフィとWPアンバーの日常を綴る飼い主の日記。

Saphi&Amber :凸凹姉妹2018.1【雪山プチ登山】

イタリアングレーハウンド@サフィ。

ウィペット@アンバー。

 

2018年1月4日。

翌日には東京へ帰る私達に、ばぁばが折角だから国見山に登ろうと誘ってきた。国見山は小学生の時に登った事があるので、軽い気持ちで誘いに乗ったのだが、まさかあんなにスリリングな登山になるとは。


さてさて出発。

ばぁばはガッシリした長靴、私はムートンブーツ、アンバーは裸足。


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見覚えのある急な階段を登って、


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見覚えのある大きな杉を


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見上げて、


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見覚えのある文化遺産を通って、


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見覚えのない登山道に入った。


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山道脇には数メートルおきに仏像があり、登山する人たちはこの仏像ひとつひとつに手を合わせて登っていくみたいだ。私達も一応1度だけ手を合わせた。

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アンバーは身軽にひょいひょい登っているが、


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山道は狭いし、岩や石で凸凹不安定だし、

 

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はっきり言って、私は怖かった。


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アンバーは、四苦八苦しながらギャーギャー言っている飼い主を時折心配の眼差して見ていた?はず、、。


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そんなこんなで『胎内潜り』と言われている岩のトンネルに到着。


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ここだけは陽があたってポカポカ (とは言え雪山!寒かったですけど )。

何よりも、雪が溶けていて有難かったー!笑

アンバーも太陽の温かさを全身で感じていたね。


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ここから岩壁と氷柱で細く凍った道になるからちょっとひと休み。

この方↓何かを見つけたらしく夢中になっておった。虫だけは止めてくれよ。


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ひと休みをして気合も入った私達は、第一の目的地、展望台を目指して歩き出したのだが、そんな私達の前に思っていた以上に厳しい自然の脅威が待ち構えていたのだった。

大きな氷柱を従えた岩壁と氷の道、ほぼ直角の岩場。さすがのアンバーも怖くて登れなかったので、ばぁばに上から引っ張ってもらい、私は下からアンバーの尻を押して、どうにかこうにかピンチを脱したのだった。

当然、写真を撮る余裕などある訳もなく、、

運ばれたアンちゃんはと言うと、暫しの間、呆然としておりました( 笑 )


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まっ!1分もすれば復活して見たことの無い景色に好奇心がムクムク。そして覗き込む。


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案の定落ちそうになる。

慌てて『アンバー危ないから止めなさい!』と叫ぶ飼い主。
階段からダイブした前科があるので信用ならんのだ。

 

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ここ↓を登り、


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やっと展望台に到着。

展望台から見える景色は凄く綺麗だった。


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アンバーの瞳には、この景色がどんな風に映っていたのかな。


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先は長いので、早々に展望台を後にし、山頂目指して出発。


更に雪深く険しくなる細道を、60歳間近のばぁばとピチピチの可愛子ちゃん(と私)、ザクザクズボズボと雪を踏み鳴らしながら必死に山道を登る。なんとも滑稽だ。


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雪に足を取られながら山頂まであと数メートルという所まできて、今回の登山で最大のアクシデントが発生。雪に覆われて道が無くなっているではないか!

ばぁばと、どうしようか相談していたら、アンバーが道無き道を歩き戻ってきた。


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そんなアンバーに背中を押され、再び出発。

山頂に到着し、この姿をこの景色をこの空を見たら、あそこで諦めなくて良かったと心の底から思った。


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ご利益があると言われている平和観音の足に手を置き、この1年サフィとアンバー、そして家族が健康に過ごせるようにと祈願した。

 

そして下山。

おーおー、帰り足が早い事。スタコラサッサ~と来た道を戻って行きおった( 笑 )


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時折振り返り、私達を確認。

早く行くよー!とでも言っていたのだろうか?申し訳ないが、私達はアンバーの様に身軽ではないからスタコラサッサ~とは行かないのだよ。

 

奥に見えるのは展望台。

ひと山?ひと谷?越えて来たのだ。小さな山とは言え、この雪の中を私達はなかなか頑張ったではないか。

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行きでアンバーが登れなかった岩壁。帰りもやはり降りれず、腰の悪いばぁばには上でアンバーを支えてもらい、私は下で受け取りどうにかこうにか下ろしたのだった。

凍った岩場に足を取られ転んでしまった事はここだけの秘密だ。


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安全な場所に降り立ったアンバーは、転んでいる飼い主の事など気にもせず、またしてもスタコラサッサ~と歩いていきおった。


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ヒヤヒヤドキドキがいっぱいの雪山登山。

あちこち筋肉痛になったが、とても楽しかった。そして、いい思い出になったのだった。


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今度はサフィも一緒に登れたらいいな。

 

そして2018年1月5日、東京へ帰る日となったのだ。

この日アンバーは、朝からソワソワして落ち着かなく、仕切りに外に出たがり、外に出るとジーッと佇みながら遠くを見つめてばかりいた。

きっと彼女は感じていたのだと思う。東京に帰る事を。


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そして、実家の猫達に見送られ、東京へ帰ってきたのだった。

まぁ、猫達から言わせれば、早く帰ってくれと言うのが本音だろうが。

うちの子が追いかけ回しちゃってごねんね。これに懲りずに、また帰ってきた時はあそんでやって頂戴。


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その頃サフィはと言うと、やはり寝ておった。どうやらパパとサフィの正月は寝正月だったようだ( 笑 )


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