Saphi&Amber:フードの事。
イタリアングレーハウンド@サフィ。
ウィペット@アンバー。
この話は、サフィをペットショップから迎えた時に貰ったドッグフードが無くなるのを気に、フードについて調べ始めた時の話から始まる。
犬を飼うのが初めてだった私は、犬のご飯と言えばそこら辺で見かけるドッグフード、もしくは猫まんまだと思っていた。それ程までに何の知識も無かったのだ。
ペットショップで貰ったドッグフードをサフィが食べなかった事もあり、
犬に必要な栄養素って何だ?
世に出回っているフードに含まれる原材料って何だ?
体に悪いもの与えない方が良いものな何だ?
私は、調べれば際限なく出てくるドッグフードの情報や犬の食事について書かれている記事や本をとにかく読み漁った。
タンパク質が高めでカルシウムとリンのバランスが良く、ビタミンやミネラルも入っていて、グレインフリー、人が食べる原料を使っているもので、〇〇ミールを使っているのは勿論論外など、、
そして、良いと言われているフードの原材料と栄養素をひとつひとつ調べ、上記に当てはまる『カナガン』に決めたのだ。
その頃の私はこれがベストだと思っていた。
これでサフィも美味しくモリモリ食べるだろうと期待していたのだが、その期待は呆気なく散った。
トレーナーに相談すると、食べないからと言ってドッグフードをころころ変えたりトッピングをあれこれするのは良くないとアドバイスされた。
良いと思って決めたカナガンだったので、ドッグフードは変えなかったが、ぶっちゃけトッピングはガンガンしていた( 笑 )
サフィの食べムラは良くなるどころか、どんどん悪化していき、更にアンバーの食欲不振が重なった。あっという間にガリガリ姉妹の出来上がりだ。
サフィ1歳9ヶ月、アンバー1歳4ヶ月。
どうにかしなければと、一念発起。
また毎日ドッグフードについて調べる日々が始まった。
そこで知ったのが『ドッグフードの加工方法』。
一般的に出回っているドッグフードは基本的に何らかの油処理がされているか、もしくは食い付きを良くする為に油で加工されているという事だ。フードを触ると手に油が付くのはその為。そして、ツンとした臭いがするのは、油が酸化した臭いかも知れない。
一体どんな油が使われているのか気になって調べていた時、とある方に教えて頂いたのだが、基本的には使い回しの粗悪な油を使用しているという事。
はっきり言ってショックだった。
あんなに調べて良かれと思っていたドッグフードにそんなカラクリがあったなんて、、
更にもっと言うと、油処理(加工)されているドッグフードを毎日食べていると言う事は、人に置き換えると、揚げ物やたっぷりの油で炒めた物を毎日食べているという事だ。
お腹が弱いサフィには負担が大きかったと思う。そして、アンバーの食欲不振は胃がもたれて油を受け付けなくなっていたのかも知れないなと今は思っている。
とまぁ色々あり、油を使用せず低温で焼き上げているフードへ変更したのだ。
まず選んだのはBSKオリジナルフード(ビーフ)。
サフィには心の問題もあったが克服し、残す日もあったが今までとは違い2匹とも食べる様になった。だが、フードを変えて2ヶ月を過ぎた頃から2匹の便が緩くなってきたのだ。サフィに至っては、お腹キュルキュル虫が大合唱をする様になってしまった。
そう、サフィ&アンバーにはBSKオリジナルフードが合わなかったのだ。
合わない物を食べさせ続ける訳にはいかないので、再度ドッグフードを変更。
鹿肉を低温乾燥させ最後に一気に高温で処理されているジビエのちから。もちろん、油処理等は一切されていない。
このフードに変えてから3ヶ月経つが、今のところサフィのキュルキュル虫も影を潜めているし、2匹の便もすこぶる快調!
あー、サフィもアンバーも可愛い♡
もちろん、残す日もあれば食べない日もあるが許容範囲なのでいいのだ。
あんなに体が弱く病院通いをしていたサフィだが、驚く程健康になり、今ではほとんど病院のお世話になる事が無い。嬉しい限りだ。
とまぁ色々書いたが、これはあくまでも我が家の話。
健康で元気ならいいのだ。
何を食べていようが、健康で元気なら何だっていい。
何よりも大切なのは、可愛い可愛い我が子が健康で元気に毎日を過ごす事なのだから。
ちなみに、モグワンや名前を忘れたが他のドッグフードも試しにあげた事があるのだが、サフィもアンバーも食べなかった。
我が家の凸凹姉妹達は舌が肥えてしまったのだろうか( 笑 )
そうそう、最近のアンバーは夏バテで、私の手作り食+フードよりも、フード+K9ラムグリーントライプだけの方がお好みのようだ。