血液検査|サフィアン GOT値増加。
Italian Greyhound @Saphi
Whippet @Amber
先日、フィラリア検査と同時に受けた血液検査。
その結果、サフィアンともに肝酵素のGOT値が高く検出された。
※GOTの正常値0~50U/I
サフィ「52 U/I」。
GPTは正常値範囲内。
アンバー「117 U/I」。
GPTは正常値範囲内。
サフィアンともに、正常値を超えたのはGOT。
だが、サフィは許容範囲内。とくに心配をする値ではない。
問題はアンバーだ。GOT値が正常値の倍以上。
医院長先生がアンバーの数値を指差しながら「アンバーちゃんのGOTが正常値の倍以上になっているんだよね~。心臓か腎臓か、または筋肉に障害がおきている可能性があるかな」と…
思いもよらない検査結果と医院長先生の言葉に、目の前が一瞬真っ白になって 血の気がサーっと引き、心臓がギュッと苦しくなった。
訳が分からなくて、言葉がなーんも出てこないの。
数秒ほど沈黙の時間が流れ、医院長先生が説明をしはじめて我に返った。
2匹ともに正常値内だったGPTは、肝臓細胞に多く存在する酵素(タンパク質)。
正常値超えをしたGOTは、肝臓や腎臓、心臓や筋肉の細胞に多く存在する酵素(タンパク質)。
これらの臓器に何らかの障害が起こることで血中にGOTやGPTが流れ出し値が大きくなるとのこと。
繰り返しになりますが、サフィアンともに、正常値を超えたのはGOTのみ。
この結果から考えられるのは、肝臓機能の障害ではなく、筋肉(心臓も筋肉だし、体のあらゆる部位は筋肉で構成されている)の障害だろうとのこと。
でね、ここで色々な事が頭の中をよぎり「ハッ!」と思い出したのですよワタクシ。
検査の直前まで、河川敷で遊んでいたことをね。
この日のサフィは、ちょろちょろ~と気ままに走って、
ほとんどの時間を草むら探索や
マーキング、
サラダバーに費やしていた。
だがアンバーは、ひたすらボールを追いかけ、
ディスクを追いかけ、
とにかく走りに走り回っていたのだ。
この事を医院長先生に伝え、今回の数値に関係しているのでは?と聞いてみたのさ。
すると、
「直前まで運動をしていたのなら有り得るね~」と。
「運動によって筋肉が損傷しGOTが流れ出すことは普通にあることですからね etc…etc…etc……」と。
それを聞いてワタシ…
めっちゃくちゃ安堵!
血の気が引いた身体の中に再び血が巡り始めたような感覚。
青ざめた顔が一気に茹でダコにのように赤くなるくらい勢いよく血が巡ったような感じだった。
A)あおくなったり あかくなったり いそがしすぎですよ。 どんなときも落ち着いて、冷静に、ですよママ。
どんな時も落ち着いて冷静に…
本当にその通り。
2匹のこととなると冷静になれなくなってしまうんだよなー。すぐアワアワしちゃう。ハァ~…
で、結論。
今回の血液検査の結果を見ると、GPT値が正常範囲内、その他の数値も正常値。
GOTのみ増加なので、肝機能等が低下したとは考えにくい。ほぼほぼ問題はないと言える。特にサフィは心配する必要はないとのこと。
運動で筋肉が損傷した直後の血液検査だったため、GOTが増加したと思われる。が、やはりアンバーは正常値の倍以上にGOTが高いから1~2%の心配は残る。
可能性は潰しておいた方がいいので尿検査でしっかりと調べておいた方が安心。
という事で、後日改めて、尿検査をすることに。
もちろんサフィも。
異常がありませんように!
そして、飼い主は大反省。
血液検査をする前は運動させてはいけない!
通常の生活、平常時で検査をしないと正確な検査を行えないという事を学びました(T_T)
さぁちゃん、アンちゃん、イヤイヤな検査頑張ってくれたのにごめん!